
新入生の皆様へ (HCメッセージ)
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。ヘッドコーチの前川大志と申します。
「いつか東大男子バスケ部がインカレ (全国学生バスケットボール選手権大会)に出場する」
私の夢です。1981年を最後に東大男子バスケ部はインカレ出場を果たしていません。今、東大男子バスケ部は関東リーグの4部 (37-60位)にいます。インカレに出場するには3部 (ベスト36)に上がり、2部 (ベスト24)に上がり、1部 (ベスト12)まで上がる必要があります。
今のままでは誰も信じてはくれないし、皆、笑うと思います。しかし、バスケットボールの神様は笑わないと思います。
夢の実現に向けて、本当に多くのことに取り組まないといけません。大変な旅路です。昨シーズン、14年ぶりに現場スタッフに復帰してから、その種を蒔き続けてきました。今シーズンは、水をやり、少しずつ大切に育てていきます。Rebound Goをスローガンに3部昇格を目指します。
大変な道のりですが、一緒に逃げないで闘ってくれるスタッフと選手、旅の仲間を求めています。
「ゴールは自分より上にある」
2025年のウィンターカップでスポンサーをしていたソフトバンクの企業CMのキャッチコピーです。
箱根駅伝がなぜ多くの人の感動を呼ぶのでしょうか。ウィンターカップがあれほど人を集めて、涙まで誘うのはなぜでしょうか。
バスケットボールが闘争的スポーツである以上、勝敗はもちろん大事です。しかし、バスケットボールの価値はそれだけではありません。
チーム運営から日々の練習、トレーニング、試合、社会貢献などを含めて、ひたむきに限界突破に挑む(費用対効果では説明のつかない)学生たちの姿勢が、見る人たちの心を揺さぶり、勇気や希望を、そして夢を与える、さらには、自分自身も頑張ろうと思わせる。
謙虚、感謝、寛容の気持ちを忘れずに、報われないかもしれないけど限界に挑戦する。
東大男子バスケ部の4年間でしか得られないプライスレスな経験をして頂きたいと思っています。
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探検隊員求む。至難の旅。わずかな報酬。極寒。暗黒の月日。絶えざる危険。生還の保証は無し。
成功の暁には名誉と賞賛を得る。By アーネスト・シャクルトン
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100年以上前の南極探検隊の求人広告 (現在では最も有名な広告とされています)。
(文責:HC 前川大志)

